グータラ妊婦日記

助産師さんの陣痛寸劇!プロの演技にタジタジ…

両親学級に来ている夫婦たち

区でやってる両親学級に行きました。

両親学級というだけあって、色んなご夫婦が来ていました。同じ地域にこんなに夫婦っているの!?こんなに妊婦っているの!?少子化ってほんとに起きてるの!?

実際、街中では妊婦さんチラホラ見ますが、こうして一同に揃うことなんてないですからね。腹のでかい女の人がたくさんいる圧巻の光景。

30組、つまり60人くらい集まっていたんですが良く考えたら確実にお腹に1人ずついるわけで…。

「この場には実際には90人いるのか…」と思うと不思議な感じですね。

時代は変わった

そして妊婦さんの堂々としたいでたちよ…。妊婦になると腹がでかくなる分、腹が座るのか?旦那さんを従えて、主導権を握る妊婦たち。

旦那さんはみな、優しそうな方たちばかりで奥さんの体を気遣っています。イクメンなんてもはや死語であるかのように普通に出産に立ち会い、育児を手伝う(であろう)男性たち。

日本もここまできましたね…。

ヒアリングしたところ、母世代には「母親学級」はあっても「両親学級」なるものはほぼなかったそう。

専業主婦+モーレツサラリーマンがほとんどで、出産育児は奥さんに任せきりの家庭が多かったんでしょうね。

それがたった30年そこらでこの変わりよう!これは素直に褒めるべき事ではないでしょうか。

まあ「両親学級」に来てくれる旦那さんてだけで、大分選別されていると思うのですが。どの旦那さんも優しそう。

奥さんの荷物を持ち、奥さんの飲み物を買い、奥さんの体を気遣う…。

う~ん思った以上に男性諸君大変そうだな!

助産師さんの寸劇はじまる

さてさて、両親学級自体はとても面白いものでした。

産後うつのこと、旦那さんのサポートのこと、実際の人形を使った赤ちゃんの骨盤くぐり実演(?)など興味深い話ばかり!

なのですが…。

途中で行われた助産師さんたちの寸劇ですべて吹っ飛びました!ええ!

その寸劇とは、陣痛時に効くマッサージの方法を伝授するときのもの。2人の助産師さんが前にでて、和やかにお話を始めます。

助産師A「これからマッサージの方法を教えますね~」

助産師B「旦那さんは良く見ていてくださいね~」

和やかな空気…暖かな午後…幸せな雰囲気…。

マッサージ大事だよね…ウフフあなたよく見といてね…

そんな平和な空間に…

 

助産師A「いったーーーい!!!」

 

いきなり部屋に響きわたる叫び声!

助産師B「はーい陣痛きましたね~(ニコニコ)」

 

助産師A「違う違う~っ!もっと上~っ!!」

 

助産師B「そうしたらこうやってお尻をマッサージしてあげてくださーい(ニコニコ)」

…いやいやいや!

迫真すぎるやろ!全部ふっとんだわ!!てか実際の陣痛時ってこんな叫ぶの!?

怖すぎる…っ!

 

助産師A「もっっと強く~っ!!」

ゼエハアいいながら、助産師さんは陣痛の演技をこなします。

さすが日々現場を見ている助産師さん…。心に訴えかけてくる演技!

恐ろしい子…!!あんた生粋の女優や!

プロの演技にその場にいるご夫婦も苦笑が漏れます。ざわざわしだす室内。

 

助産師B「この……だから…マッサー…で」

助産師A「いだああああああ~~っい!!!!」

もはや肝心のマッサージの説明など聞こえません。

ただただ目の前の女優の演技に見惚れるばかりです。

最優秀演技賞…助産師A

おめでとうおめでとう。

叫んだっていいじゃない人間だもの

そして後に残る余韻と感動。

マッサージの説明なぞ吹っ飛んだが、心にあふれる「良いものを見た」感。

良く考えたら、初産妊婦にとって実際の陣痛で自分がどうなるかなんてわからないわけですよ。

髪を振り乱して叫ぶのか、それともじっと耐えてこらえるのか。はたまた気を失ってしまうのではないか…。

こちらとしては何とか理性を保って産みたい。いくら激痛とはいえ30過ぎの大人として社会性もそれなりに身に着けてきた。

仕事もプライベートもいくつもの仮面をつけて日々頑張ってきた…。だからこそ第三者の前で取り乱したくはない…。

ですが…この助産師さんを見て。ああそんな細かいことにこだわることないじゃん、と。だって出産だもん。人間1人を産むんだもん。

そりゃ叫ぶよな…っ!

もちろん助産師さんは、オーバーにやってくれたと思うんです。

でも実際これだけ叫びまくる人も中にはいるでしょう。でもそんだけ叫んだっていいじゃない!痛いんだもん!助産師さんたちはそんなことでは引かない!

勇気をもらえました!(ほんとか?)

理性を解放する覚悟

まあマッサージうんぬんは置いといて。

実際の陣痛への心構えが出来たので、参加してよかったです。

どんな姿をさらしたとしても「無事に産み切る!」ということが一番大事なんですよね。陣痛が来たら自分がどんな状態になるか…ある意味楽しみになってきました!

人間だって動物。つまらない社会性や仮面をはぎとって1人の女としてどこまで本能に忠実になれるか。

理性を解放するぞ!!!