
ヘソが見える~っ!
妊娠して驚いたことってたくさんあります。体の変化についての驚きが特に多いですね。
なんてったってお腹に1人人間が入っているという摩訶不思議な状況。
体が変わらないわけがない。
ざっと思いついただけでも
・妊婦ってこんなに体が重くなるの!?
・妊婦ってこんなに頻尿になるの!?
・妊婦ってこんなにガニ股になるの!?
・妊婦ってこんなに甘いもの欲するの!?
妊娠前は聞いてなかったよ!!!てなことばかり毎日起こるので楽しいやら大変やら。
独り身の気軽な体が懐かしい…。
とまあ、いろいろ驚く毎日なのですが、妊娠後期になって一番驚いたのがマンガにも書いてある「ヘソが見える!」ってことなんです。
妊娠しなかったら一生見れなかったであろう場所
どういうことかというと…まあそのまんま「ヘソが見える」ってことなんですが。
これ言葉で説明するの難しいん!でも頑張って説明します。
ヘソの皮膚って通常隠れてるじゃないですか。出ベソの人以外。
で中身(?)はなかなか見れないですよね。
それが!妊娠後期でお腹が膨らんでくるのと同時に!
外側に露出するんですよ!!!!
……意味伝わってます?(汗)
妊娠経験者さんは、ウンウンって分かってくれると思うんですけど。
つまり内部のモノが膨らむことによってお腹の皮が外側にひっぱられて。
一生で一度も見たことのなかったヘソの皮膚が見れるんです!!!
これに私は謎に感動しました。
そしてへそのゴマも綺麗に掃除しました。
ヘソの不思議
しかし不思議なんですよね。
例えばビール腹でお腹がたぷんたぷんのオジサマだって、ヘソはへこんだままお腹だけ大きくなると思うんです。
しかし妊婦の場合はなぜかヘソが露出する。皮が引っ張られてる感じがするんです。
まあ実際こんなのどーでもいー話なんですが。
妊娠してなかったら、一生このヘソ内部の皮膚なんて見れなかったんだろうなあ…と思うと感慨深いです。
この気持ちを忘れたくなかったのでマンガにしました!!!!
ちなみに、産まれてこのかた外気に露出されてなかったヘソの皮膚はとても敏感です。
Tシャツに触れるだけでヒリヒリしたのでガーゼ貼ってました。
よく昔のマンガで出ベソの少年が、バンドエイドをヘソに貼ってたのはこういうことだったのか!!!
私は保育器
妊娠って日々発見の毎日です。自分の体なのに自分の意思とは裏腹に毎日デカくなっていく腹。
ああ自分は保育器なんだなあ…と思います。赤ちゃんを育てる器。
こういう表現て伝わり方が難しいと思うんですけど、「私は今保育器なんだなあ…」と思うと不思議に安心する自分もいます。
現代人は役割や肩書を求めて、大人になってからも右往左往すると思うんです。
だけど、「今私は体内で赤子を育ててる!」という役割程、強烈なものってそうそうない。
ものすごく分かりやすい役割ですからね「妊婦」とか「ママ」って。
まあこれが「妊婦様」と一部で揶揄されてしまう、妊婦の傲慢さに通じてしまうのかもしれないですけど…。
何にせよ、私は「保育器」と思って自分の体を観察すると、とても面白いです。
出産駅行、妊娠列車
出産に向けて脂肪を蓄え、胸が膨らみ、骨盤がゆるみ…日に日に出産への備えができています。
妊娠してからそれが自動でシステマチックに行われていく体…。
そもそも女性は毎月生理などが来て、自分の体が自分の意思とは裏腹に変化していくことに慣れていると思うんです。
なのですが妊娠って「はい!妊娠スタート!」ってなった日から出産までまっしぐらというか。
出産駅行、妊娠列車に乗ったら(流産などはあるにせよ)基本降りれないわけですよ!
そこからつわり駅、体重増加駅、ヘソ露出駅、坐骨神経痛駅などたくさんの途中駅を経てようやく出産駅にたどり着けるわけなんですね…。
私もこれまでたくさんの駅を通過してきました。もうすぐ終点の出産駅に到着します。
妊娠列車はたくさん大変なこともあったけど!
いろいろと発見があって面白い旅路でした☆